09日 12月 2024
「秋野大図書館の闇」 大図書館は最下層。 おびただしいほどの邪気が漂っている。 「あーそびーましょ…」 コンコンと扉を叩く。 扉の向こうには館長の桔梗院が立っている。 「やなこった。」 「ここにはお姉ちゃんしか来ない。だからつまらなかったんだけど…最近新しい奴らがここにやってきたみたいじゃない?」...
21日 11月 2024
「秋野神社の管理人」 「…………秋様もうそろそろ起きる頃ですよ。」 神社に向かって話しかける黒い着物姿の狐少女が話しかけているが反応がないので呆れた様子でサッサッ…ほうきで神社に散らばる落ち葉を掃除する。 数時間後、 ズズッ…ほっと一息。狐少女はお気に入りの湯呑みにお茶を注いで一口。...
21日 11月 2024
「大図書館のバイト」 ついに大図書館でのバイトが始まった。 大図書館の全体図は上層(4F〜7F)中層(1F〜3F)下層(B1F,B2F)最下層(B3F)の4つの層に分けられている。 まず場所把握のために禍音にそれぞれのフロアを案内される。...
21日 11月 2024
『終戦する玉遊び』 対峙する二人の視線はやる気に満ち溢れていた。 火花を散らしシスティアからサーブを打つ。 うまく打ち返す禍音。 激しい攻防を繰り広げていく中、いぬお達がついにやってきた。 立ち止まる一同は何が起きているのか、どうゆう状況なのか全く飲み込めていない。 そこへいぬこは駆け寄り理由を説明。...
30日 7月 2024
『創作愛故に…』 「姉貴ー?遊びに来た……ぞ??」 俺は部屋の整理を済ませ姉貴のいる部屋へと向かい襖をすーっと開ける。 しかし、そこにいたのは不機嫌なシスティとあの館長が対面し今にも一触触発しそうな雰囲気だ。 放って置くことも出来ず俺は割って入る。 「システィ?姉貴は?」 むすっとした表情を浮かばせながら答える...
09日 7月 2024
禍音が秋野大図書館で本をひたすらに読み漁っていた頃。 館の閉館時間。 『毎日毎日、君は勉強熱心だな。』 朝から晩まで飽きずに読み漁っていた禍音は桔梗院に声をかけられた。 『僕はここが好きなんだ。』 『そうか。私もこの場所が好きだ。』 不思議な気持ちだった。...
06日 7月 2024
「しかし…まぁ…姉様も姉様ですです…。あのウサギのどこがいいんでしょうかね?」 「ツキノはいい子だよ。ツキノは転生してきて直ぐに私といぬおを助けてくれた。まだ知り合ってもいないのに。」 私は軽くツキノとの出会いをシスティアに語る。 「ふーん。それで?」 「システィがこっちに来たときも率先して一緒にいたのがツキノだったの。」...
03日 7月 2024
早朝の朝になり、いぬこたちが外で待っていると禍音さんが迎えに来ていた。 「おはようございます。皆さん準備は出来てますね?」 「おはようございます。はい!皆、ソワソワしてます!」 禍音さんは辺りをキョロキョロ確認すると地面に紋様を描いている。 「これでよし。」 「これなんですか?」...
01日 7月 2024
自宅に帰ったいぬこにいぬおが出迎え荷物を運ぶ。 「あれ?みんなは?」 「あー。リューコは椿とばちりに行ってて…ツキノとシスティとシスティアはあまり外に出たがらないシスティを連れて集会所に行って依頼をこなしに行ったかな?」 「集会所って魔物退治やらの?」...
27日 6月 2024
夏期の暑い日差しはまだまだ良好。 しかし、時期は秋期(しうき)になり江野町商店街では秋野商店街から流通されているものが増え江野町商店街はそれなりの賑で溢れている。 秋期といえば…食べ物もそうなのだが…まだまだ魅力的なことがたくさん。 今回はその中の一つ。 朗読の秋期。 秋野大図書館のエピソード。 開幕です。 秋野大図書館にて...